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①アップサイクルとは?
3Rと言われるリサイクル・リユース・リデュースは社会に浸透しているように思いますが、今新たにアップサイクルという取り組みが注目されています。
環境問題や気候変動などの地球規模での問題への取り組みが意識され、持続可能性が大切になっている社会の動きと相対的にアップサイクルへの関心が高まっています。
アップサイクルとは、廃棄物や不要なものをゴミにするのではなく、新たに価値を生み出し、もの自体を価値あるものにすることです。
価値を上げるのでアップ⬆︎すると覚えるとわかりやすいですね!
アップサイクルの特徴としては、ものの素材や特徴をそのまま生かすリサイクル方法です。
アップサイクルの例としては、使わなくなった洋服でバックを作ったり、古いタイヤを植木鉢の代わりにすることなどがあります。私が実践するアップサイクルも記事の後半でお伝えするので良かったら読んでみてください!
ちなみに、ダウンサイクル(downcycle)というものもあって、これはアップサイクルと反対にものの価値が下がるリサイクル方法で、着古した洋服を掃除に使うことなどに当てはまります。
②リサイクル・リユース・レデュースとの違い
リサイクル(recycle)とは、そのままでは利用できないものを一旦資源の状態に戻してそこから新たなものを作り出せるように加工すること。
例:海洋プラスティックから作られた靴、古紙からトイレットペーパーを作ること
リユース(reuse)とは、ものの素材や特徴を変えることなくそのまま再利用(リユース)すること。
例:Zip Lockを洗って使うこと、紙袋やレジ袋を袋として使うことなど
リデュース(reduce)とは、ゴミを減らす(リデュース)を意味します。
例:不必要なものの購入を減らすこと、マイバックを持ち、レジ袋を使わないことなど
違いのまとめ:リサイクルは素材そのものを加工したり、リユースは素材をそのまま利用する場合でも、新たに価値を生み出さない点でアップサイクルとは違います。また、もの自体を減らすことに焦点があるレデュースと、ものに新たな価値を創造しするアップサイクルの価値とは違います。
③アップサイクルの役割とは?
大量生産・大量消費・大量廃棄の資本主義社会のもので溢れた資本主義社会の中では、地球の資源の有限性に気づくことは難しく、地球を搾取し続けるでしょう。これまでの社会のあり方が、気候変動、環境問題、貧困問題や資源をめぐる争い、食品ロスや余剰生産をはじめとする様々な社会問題につながっていることを考えると、私たち人間は、生命のホームである地球への環境負担や資源問題について真剣に考えなければならない時期を迎えています。
アップサイクルは、リサイクルのように資源の状態に戻して加工することがないので、エネルギー消費が抑えることができる点で地球に優しい取り組みです。
また、リユースやリデュースにはない、価値創造という点で楽しんでアップサイクルに取り組めるだけでなく、単なる再利用とは違い、素材をそのまま利用し新たなものを作り出すという点で環境にもお財布にも優しい取り組みです。
必要なものがワンクリックで変えてしまう時代だからこそ、ものが本当に必要なのか、新しいものを買う必要性があるのか、自分で作れないか、人に譲れるか、代用できないかなど吟味する力が大切になります。
アップサイクルは、既存の経済社会のあり方とは違う循環型社会(Wiki Pedia:資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化する経済システム)を代表する取り組みです。
④楽しもう!創造性豊かにアップサイクルをしよう!
それでは、実際にアップサイクルでものを創ってみましょう!
想像力を膨らませて、既存の型に当てはまる必要はありません!
Be creative! Feel and create!
⑤Rie実践 アップサイクルを紹介!
①着ない洋服の袖やズボンの裾からワンちゃんの服を作るよ!
- 洋服の袖をカット おすすめはフェルト素材の服!(毛糸だと糸がのびてほどける)
- 袖の方にワンちゃんの前足が入る穴を2つ開ける(なるべく余裕をもって大きめに切る)
- 完成🌟
これからもアップサイクルの実例を載せていきますね!
よかったら皆さんのアップサイクル実践例をコメントで教えてください🌎✨
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